24歳 看護師 日々、暮らし

せっかく生きているんだから。

トラウマと向き合う

本日は院内の発表会。

 

何とか無事に終えることができました 出番の直前は緊張したけど、たくさん練習したし、今まで頑張ってきたことを思い出して、発表できた気がする

お疲れさま、ワタシ‼

 

さて、本日のタイトルは「トラウマと向き合う」

 

発表会ということにちなんで(?)過去の自分を成仏させてください

 

中学2年の夏。英語のスピーチコンテストの募集があった。

学年では賢い方であったが、正直英語力には自信がなかった。しかし、当時何もとりえのもない私にとって、その挑戦は魅力に感じた。

「私、出場したい。」

その日から、英語の先生と毎日練習をした。まず、5分程度の内容の作文を日本語で考え、英語に直して暗記した。毎日欠かさず練習した。学年の前でも発表した。

どこから来るのか分からない、妙な自信があった。

 

迎えた本番。

見事に、、抜けた。文章が思い出せない。そのまま何を言っているのか分からないまま終わった。時間が永遠に感じた。

 

両親は見に来ているし、英語の先生も市内で偉い方だったし、恥ずかしさと言ったら言葉にできない。合わせる顔もない。

 

「残念だったな。」

先生のあの顔が忘れられない。

今でも鮮明に覚えている。

 

両親もしばらくの間は触れてこなかったが、かえってそれも苦しかった。

 

翌日テスト学年1位の同級生に言われた一言

「なんで出たの?俺が行きたかったんだけど」

 

こうなるって知ってたら譲ってたんですけど。

悔しい。あんなに練習したのに。

 

自分はプレッシャーに弱い。努力の方法が間違っていた。

自信にあやかって向き合おうとしていなかったんだなと。

 

思い出したくない苦しい恥ずかしいエピソード。けど、これも人生のスパイスだったんだなと。自分のことがよく分かった出来事。あの時の挑戦は無駄じゃなかったと思えてます、大人になって。

ありがとう、中二の自分。

 

とてつもなく苦くて、涙が出てきそうな中学時代。24年生きてきた中でこの時期が一番何もできなかった。自分を見失ってた。

 

今日、こうして向き合ったことで、あの時の苦い思い出が、ちょっとでもマイルドになれたらいい。それが人生ってやつだよな。たぶん。